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竹藪から聞こえる謎の声(?)の主は意外な野鳥でした

      野鳥が奏でる音

今日はワンコネタではありません

 

 

 

残された自然に集まる野生動物

我が家の裏には竹藪があります。

放置されていて非常に荒れているので、竹藪なのか雑木林なのかわからないような藪です。

藪というとなんだか聞こえが悪いので、我が家では【森】と呼んでおります

我が家の屋根を軽く超えるくらいの木も生えているので、チビ助が小さい頃は【トトロの森】と呼んでいました!

 

 

首都圏にお住いの方から見ればここは田舎町ですが、それでも周りには住宅が増えてきて

【森】はとても少なくなってきています。

ここは木曽川沿いですので、河川敷には緑がそれなりに残ってはいますが

洪水水害対策(なのかな?)で、昨年くらいから急激に河川敷に生えている木が伐採されて

非常にすっきりとしてきました。

そのせいもあってか、貴重な【我が家のトトロの森】には色々な野生動物が集まってきているようです。

 

キジ(毎年森で子育てします)、タヌキ(子タヌキがウロウロしていたこともあります)、

野鳥(スズメ、カラス、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、ツバメ、シジュウカラ、セキレイ、ジュウビタキ、ムクドリなどなど)

一時期フクロウが来ていたこともありました!

案外ヘビには遭遇しませんが、絶対にいます!

出会いたくない虫たち(陰湿・悪質な虫)はわんさかいます

 

 

 

 

そんな森で、最近聞きなれない声(音?)がするなと思っていたんです。

 

   大将:大きな鳥の声ちゃうか?!

   チビ助:竹が風で擦れる音だと思うよ

   私:だみ声のカラスやろ!? もしかしたらウシガエルかも?!

 

それぞれに好き勝手に想像し、それぞれに納得しておりましたが

やっぱり声の正体を知りたくなって念入りに確認したところ

想像もしていなかった意外な真実が明らかになったんです!!!

 

 

 

 

 

 

 

謎の声(音)はあの野鳥でした

 

 

どうやらキツツキがくちばしで小刻みに竹を突いて、まるで竹楽器を鳴らしている音だったようです!

 

 

 

 

私のイメージするキツツキは

頭が赤くて、すらっとした長細い体型で

山深い森の中でコンコンコンコンと高く小気味の良い音を奏でる野鳥なのですが

今回遭遇したのは

ずんぐりとしたヒヨドリというか、大きめのスズメというか・・・。頭も赤くないですし・・・。

 

調べてみると、キツツキにもいろいろな種類があって このキツツキは「コゲラ」というようです。

 

緑が多い環境であれば、住宅街や公園などでも見られるそれほど珍しくないキツツキのようです。

 

 

 

 

 

  

 

← 実物

 

太ったヒヨドリにしか見えない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【森】の隣で暮らしているとヤブ蚊をはじめとした害虫が非常に多いですし、

落葉の季節にはこれでもかと言うくらいに落ち葉が降り注ぎます。

雨樋なんて掃除しても数日で詰まってしまいます(何年も前から詰まったまま諦めて放置しています)

 

いつかこの【森】が売り地となってキレイに整備される日を期待する一方で

西日や台風の強い風から我が家を守ってくれていることを思うと

このまま【我が家のトトロの森】として共存するのも悪くはないのかなと思います