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くうちゃんの病気のこと その⑩

メラノーマ闘病記 ~ くうちゃんの想い

続・くうちゃんの奇跡 

私達なりにくうちゃんの病気に向き合った7ヶ月は、とても濃密な時間でした。
私に出来ることは思いつく限り精一杯させてもらえたと思います。

ただ一つ心残りがあるとすれば、
くうちゃんに大好きな雪を見せてあげたかったということでした。
「雪降るといいね」
こんな話をくうちゃんと何度もしていましたが、

その思いは叶うことなく、くうちゃんは天使になりました。

 


ところが・・・・

私の心残りを解消すべく、くうちゃんはまた奇跡をおこしました!

 



くうちゃんが亡くなった日、家族で川の字になって寝て、

朝目が覚めると、突然雪が積もっていたのです。

 

前日まではポカポカと暖かかったのに突然の積雪!
これには本当に驚きました。

 

くうちゃんは魔法使いだったのかもしれません。

 

 

 


そして…
まだあります。
くうちゃんを火葬する日も積雪でした。
私達が住む地域では、雪が積もることは比較的珍しいはずなのですが…。



奇跡の連発です!

 

 



そして……
くうちゃんの火葬を待つ間、コンコンと雪が降る中、大将は私と娘を乗せて車を走らせました。


 

悲しいのか辛いのか寂しいのか、

自分の心がどうなっているのか分からないような気分でした。


壊れてしまいそうでした。


そんな時、車の行手に突然一箇所だけ雲間が開き、夕日が綺麗に差し込みました。
なんだか嘘のようで、でも神々しくて見とれました。
私の壊れそうな心をすーーっと吸い上げてくれるようなそんな感じがして、

とても救われたのを覚えています。

この夕日は短い時間で消えて、またコンコンと雪が降り始めました。


あの光景もくうちゃんの奇跡だと信じています。

あの夕日を何故写真に収めなかったのか…。とても後悔しています。

 

 


そしてそして……
くどいようですが笑、くうちゃんの奇跡がまだ続きました。

奇跡の夕日が差した瞬間、丁度車が通りかかったところにお花屋さんがあり、

そこでくうちゃんをイメージしてお花を買いました。



後から知った花言葉は
【悲しみは続かない】
でした。

 


くうちゃんからのメッセージが奇跡のように次から次へと届きました。

天使になってもなお、くうちゃんの愛が私を守ってくれています。

 

 

 

※ 次回に続く ※

 

【くうちゃんの病気のこと その⑪】

https://boneslabo.com/qoos-labo-blog/post-20489/