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肉球の負傷には靴下を

 川遊びで肉球を負傷・自宅療法で対処しました

先日のブログで看板犬達と共に川遊びに行ってきた様子をお話ししましたが

今日は、帰ってきてからのことを少し書きます。

 

 

川遊びの危険

真夏の炎天下

川の水は冷たいですが、当然河原は暑いです。

もちろん河原の石も焼けています。

ヒトはウォーターシューズを履いていますが、ワンコ達は裸足です。

ですので、肉球を火傷してしまう危険性は高いんですよね。

 

それと、

長時間水に触れていると、ヒトも「手がふやける」ことがありますが

ワンコの手足(肉球)もふやけてきます。

皮膚の厚みなどは違えど、ふやけてくるあたりは同じなんですね。

 

そんな色々な悪い条件が整った状態で、

ゴツゴツした河原の石の上を激しく走り回ると、それは当然怪我をします。

ワンコは痛みに強いので、余り気にしている様子はありませんが

ベロっと皮がめくれたようになってしまうんです

 

 

 

川遊びしている最中は、楽しくて楽しくて本人達も気がついていませんが

帰宅して、疲れ切ってぐっすりと寝て、起きた頃から様子がおかしくなってくるパターンが多いです。

 

 

このようなトラブルを防ぐために、ワンコ用の靴があります。

 

我が家も一応準備してはいますが、今ひとつ使い心地が悪いと言いますか・・・

 

ギュッとストラップ(テープ)で留めても、走り回っているうちに脱げてしまったり、

履いたまま上下が回転してしまったり(靴の底が足の甲側にきてしまう)・・・。

そのたびに履かせ直さなければいけない・・・

 

 

 

簡単に(いや・・正直に 笑)言うと、面倒なんです

 

なのでついつい裸足のまま川遊びさせて、負傷させてしまいます。

「飼い主失格」とお叱りのお声を頂戴してしまいそうですね・・・

 

 

 

 

肉球を痛めると・・・

今回のように肉球を痛めると

ますは、なんとなく歩き方がおかしくなります。

ヒョッコリヒョッコリとぎこちない歩き方になるんです。

 

そして、やたらと手足の裏を舐め始めます。

カーペットまでベタベタになるくらいにしつこく舐めてますね

 

その後は、あまり動かなく(歩き回らなく)なります。

痛いんでしょうね。

 

 

 

いつも欠かさずにしている大将出勤時のお見送りやお出迎えさえも殆どしなくなりますし

トイレの回数も若干減るような気がします。

とにかく、ずっとゴロゴロ寝転んで過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くうちゃんと小雪さんを比較すると、小雪さんの方が深手を負うことが多いです。

なんでだろ・・・・

人一倍やたらと激しく河原を走り回るからかな・・・

 

 

 

 

私の初めての愛犬はくうちゃんなのですが

くうちゃんとの川遊びで初めて肉球を痛めた時は、大慌てで動物病院に駆け込みました。

病院に行けば、塗り薬を処方されて、場合によっては化膿止めなんかも頂いて

手厚く対処出来て安心です。

 

ですが、毎週のように川に出向くようになると、

「ああ・・またアレですね・・・」

といった感じで、私としても慌てることは無くなってきました。

手持ちの塗り薬があればそれを塗って、自宅で対処します。

数日したら必ず復活して来ます!

 

 

 

 

 

靴下の保護作用

塗り薬以外に非常に有効的なのが「靴下」です。

ワンコ用の靴下も市販されていますが、ヒト用の物よりも割高なんですよね

 

ですが、大型犬の場合であれば、100均で売っている赤ちゃん用の靴下で十分代用できます!

タイミングが良ければ100円で2足買えたりしますよ。

 

傷口を地面に着けて歩くのは痛いですし、雑菌が入って化膿してしまう可能性もあります。

やたらと舐めることで、さらに状態が悪化することもあります。

靴下はこれらのリスクを上手く回避できる簡単な方法の1つです。

 

 

 

 

 

赤ちゃん靴下を履かせるだけでは脱げてしまうので

足首の辺りでグルグルっとテープ固定です!

 

今回も、小雪さんには化膿止めの軟膏を塗って靴下を履かせました。

サージカルテープを切らしていたので、セロハンテープで代用しました。

 

くうちゃんはそれほど怪我は酷くありませんでしたし、あまり舐めたりすることもないので、今回靴下は履かせず放置で様子観察です。

 

 

 

 

 

 

靴下やテープ留めを嫌がって噛んで外してしまうワンちゃんも多いかもしれませんが、ありがたいことに、くうちゃんも小雪さんもそのようなことはありません。

あらかじめ靴下とテープを見せて、「これを履いて、これで留めるよ」と説明すれば、分かってるのか分かってないのかは定かではありませんが、とにかく大人しく従ってくれます。

 

 

 

 

 

 

翌日、小雪さんの靴下を一端脱がせて状態をチェックしました。

赤みは残っていましたが、前日よりは傷口は落ち着いてきていました。

ただ、靴下を脱がせた途端に激しく舐め始めたので、再び靴下で保護しました。

 

 

 

 

西洋薬と民間療法薬

傷口に塗布する薬も、化膿止めの軟膏から【枇杷の葉エキス】に変えました。

 

私は、いわゆる西洋薬も時と場合によっては非常に有効的だと思っています。

即効性があり、強い薬理作用が期待出来ます。

 

その反面、副作用などの弊害も危惧される場合が多いですので

ここぞと言うときに短期間使用して、その後は比較的安全な薬へとシフトさせれば良いんじゃないかなと。

 

今回使用した【枇杷の葉エキス】もその1つです。

以前、くうちゃんのイボ取りの際にもこの【枇杷の葉エキス】を使用しました。

 

【枇杷の葉エキス】は、ビワの葉に含まれるアミグダリンが、殺菌作用や鎮痛作用、消炎作用、皮膚の修復作用などを持っており、民間療法薬として昔から重宝されてきた物だそうです。

 

今度作り方や効能など調べてみようかな

 

 

今回は、小雪さんの足の裏にシュシュッとエキスをスプレーして、再び靴下です。

 

 

 

 

その後、3日目には靴下からも解放されて、普段通りに元気な小雪さんに戻りました