犬の笑顔について
2020年08月03日
犬は笑うと思うんです
犬の笑顔
「お宅のワンちゃん笑ってますか?」
そう聞かれて
「はい!もちろん」と答える方もいれば
「はあ??犬が笑うわけないやろ」と鼻で笑う方もおられるかと思います。
犬が笑うのかどうかについては諸説あるらしく
色々な意味合いで「口角が上がって歯が見えるような表情=笑顔」になることがあり、
それを笑っていると捉えるのか否かは判断が分かれるみたいですね。
・リラックスしている時に口角が上がり、軽く口元が開く
・飼い主の表情を真似している
・服従の印
・警戒のサイン(鼻の上にしわを寄せて歯を見せる)
犬の心の中(表情)に関しては、まだまだ研究半ばといったところらしくて
結局のところ、前後の状況を鑑みて判断しましょうというのが現実的みたいですね。
とは言え、
我が家の看板犬のお二人さんは笑いますよ!
●嬉しくて興奮した時の笑顔
●穏やかにゆったりとリラックスしている時の笑顔
●緊張している時の苦し紛れの笑顔
●たまたま笑顔に見えているだけ(感情が伴わない笑顔)
本当に色々な「笑顔」を見せてくれます。
どちらかと言えば小雪さんよりもくうちゃんの方がよく笑います。
個体差なのか育て方の違いなのか・・・
この笑顔の意味は、毎日一緒に暮らしている家族だから理解できるレベルのものかもしれません。
そう考えると、犬の表情の完成度は、やはりヒトのそれには叶わないのかな・・・。
先日お客様から届いたワンちゃん(リラちゃん)のお写真を拝見した時にも
うわぁー笑ってる!可愛いっ
思わず声に出してしまいました!
飼い主様との信頼関係や、大好きの気持ちが溢れている笑顔ですよね
笑顔とコミュニケーション
ヒトが見せる「笑顔」と一言で言っても色々あります。
嬉しい時の満面の笑み
ホットした時の緩んだ笑顔
苦笑い
ずる賢い笑い
馬鹿笑い
挙げ出すときりがありません。
ヒトは大脳が発達しているので、他の動物よりも感情が豊かです。
感情が豊かということは、当然表情も豊かです。
さすがにワンちゃんよりは多種多様な「笑顔」を使い分けているんですけど
「笑顔」という表情の中に含まれる多くの意味を使い分けてコミュニケーションを図っているわけですが、近頃は『空気が読めない』なんて言葉が多用されていることでも分かるとおり、現代の私たちは昔のヒト達よりもたぶん言語以外のコミュニケーション(ノンバーバルサインを読むこと)が苦手になって来ているんじゃないでしょうかね。
ネット上での人間関係というものがどんどん幅をきかせるようになってきて
リアルなコミュニケーションが希薄になってきていることも、私たちを『空気が読めない』ヒトにしている一因なのかなとも思います。
そのうち、表情の使い分けに関してワンちゃんに逆転される日が来たりして・・・
とにかく
私は「犬は笑う」と思っています