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シニア犬くうちゃん『犬恐怖症』克服トレーニング第二弾

    『犬恐怖症』克服への道 第二弾

静かで穏やかなセラピードッグさんとのふれあい

くうちゃんの『犬恐怖症』克服のため、今回もセラピードッグさん達にお手伝い頂いて

1時間ほどふれあいの機会を設けました。

 

前回と同じ空間、同じ顔ぶれだったせいか

それほどオドオドしている感じはなく、ニオイ嗅ぎも比較的早い段階からし始めていました。

 

前回は開始早々から滴るほどのヨダレ(緊張の表れ)でしたけど

今回は「多少いつもより多いかな?!」程度で、

ヨダレの量にもわずかですが進歩を感じつつトレーニングが始まりました!

 

 

 

 

 

 

少し緊張した顔のくうちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小雪さんは早々にお父ちゃんとご挨拶!

お互いブンブンと尻尾を振り回すので写真はブレブレです

 

父娘だってことは分るんでしょうか・・・?

「お!若いギャルが来たぞ~ (父)」と思っているようないないような・・・笑

 

 

 

 

 

 

開始後しばらくは私は椅子に座って動かず、くうちゃんも私の近くをウロウロしていました。

くうちゃんの安心を担保することが最低限必要ですので

「母さんはいつでもここにいるよ~」の体勢で見守ります。

ヨダレが減ったとは言えまだまだくうちゃんの緊張は高く、

好き勝手にあちらこちらウロウロ遊び始める小雪さんとは対照的です。

 

 

 

 

そんな感じでしばらく過ごした後、私自身が空間内をうろつき始めました。

「ヒラちゃんこんにちは~!」「トトちゃんよろしくね~!」

遠くに繋留されているセラピードッグさん達の名前を呼びながら、ゆっくりとウロウロ。

ヒラちゃん、トトちゃん(セラピードッグさん達)の元へ近づいてオヤツをあげたり。

 

意図的にくうちゃんを呼び寄せることはせず、本人の意思に任せます。

(くうちゃん寄って来い!と思いつつ・・・)

 

オヤツの気配を感じ取り、私の作戦にまんまとはまったくうちゃんは、

フラフラ~とセラピードッグさん達の近くへ・・・

 

 

 

4頭が集まったところでゆっくりとオヤツタイム!

 

 

くうちゃん結構イイ顔で

おやつの催促をしています!

 

 

これはなかなかの進歩です!!! スバラシイ~~~!!

 

 

 

 

 

内心私は緊張していました。

あんまりくうちゃんに負荷をかけて、また嘔吐・下痢・血尿・・・そんな騒動を起こしたくないなと思っていたんです。

ですが、私の予想を超えてくうちゃんの反応が良かったので

この写真の状態で4頭に「スワレ」「フセ」などさせてオヤツをあげたり、撫でてあげたり

しばらくの時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

心理的距離感の問題

とっても良い感じでしたので、サークル内に繋留されているヒラちゃんを解放してみることにしました。

若くて活動的なトトちゃんはもうしばらくサークル内で待機。(ゴメンネ)

 

 

おもちゃを投入すると、早速ヒラちゃんと小雪さんが遊び始めました!

しつけ教室で日頃顔を合わせている2頭ですので、当然緊張もなくすぐに楽しそうな雰囲気に

 

 

 

 

一方くうちゃんは・・・

 

 

 

 

 

先程までの楽しげな雰囲気とは一変し

チーーーン と固まってしまいました

 

 

こうなるとオヤツすら食べなくなります・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回は「物理的な距離を保ってなんとか過ごせた(物理的距離)」

今回は「サークルという仕切りがあれば一緒に過ごせる(心理的距離)」

 

この距離の問題の変化は変化は、くうちゃんの進歩によるものだと思っています。

 

人間でもそうですが、物理的問題よりも心理的問題の方が根深く、乗り越えにくいのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小雪と遊んでいるヒラちゃんのことを見ないように目を背けているくうちゃん

 

私の傍から離れない

 

オヤツも食べない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

犬のポテンシャルの高さ ~ セラピードッグという存在

ヒラちゃんはベテランのセラピードッグさんです。

不用意に激しく動き回ったり、むやみに吠えることもありません。

前回も今回も、一度も吠えることはありませんでした。

 

そして何より、くうちゃんのビビリオーラを感じ取って不用意に近づいてくることはしません。

(小雪さんには普通に近づいてきますし、ニオイも嗅ぎに来ます)

これは日頃からのセラピー活動で培ったスキルなんだと思います。

 

セラピー活動の時も、利用者さんの気持ちを察して寄り添うことが出来るそうです。

察する能力はヒトよりも高く、ワンコの判断に任せて時間を過ごす場面も多いとか・・・。

 

もちろん初めからこんな能力が発揮できたわけではなく

日頃のトレーニングと、セラピー活動の積み重ねによる経験値でしょうね。

 

【相手の状態を察知して接し方を変えていく】

ヒラちゃんをはじめ、ワンコの秘めたる能力の素晴らしさにいつも感嘆させられます!!

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで1時間

 

くうちゃんのペースに合わせ、決して無理強いせず

自然と前進していけるように環境や関わり方を工夫して過ごしました。

 

 

 

 

最終的にはここまで成長!!

 

 

ヒラちゃんの隣で

オヤツをもらう円陣に加わりました!

 

もちろんくうちゃんの意思で!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと遅々とした歩みなんだろうと思いますが

そんな時思い出すのはトレーナーさんの言葉です

 

「時間をかければ犬は必ず変わります。あとは飼い主の根気の問題!」

 

 

 

 

 

くうちゃんが体調を壊すことなくトリミングサロンに出かけられたり

動物病院で他のワンちゃんにおびえながら診察を待つ時間を過ごさなくても良くなるように

根気よく、少しずつ前進します!!