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首輪いろいろ

ワンちゃん用のカラー(首輪)には色々なタイプがあります。

Qoo'SLABOで扱っているのは「バックルタイプ」「布製ハーフチョークタイプ」の2種類ですが

その他にも「チェーン製ハーフチョークカラー」や「チョークカラー」なんてのもあります。

 

 

 

一番オーソドックスで幅広く使われているのが「バックルタイプ」だと思います。

樹脂製の金具でカチッと留めるタイプですね。

 

 

 

 

 

留め外しが簡単なので

まだ首輪になれていない子犬ちゃんにも使い易いです!

 

そして

「室内では首輪は使わない派」のワンちゃんにも、日常の留め外しのラクさはうってつけだと思います。

 

 

 

 

 

 

「室内では首輪使わない派」が存在することを、私はくうちゃんと暮らして初めて知りました。

皮膚が弱いんですよね。体質なのかな・・・。

被毛がガードしてくれているとは言え、どうしても擦れます。

そして夏場は特に蒸れます。

痒くなって掻きます・・・・悪化します

結局は首輪を外している時間を作ることが一番効果的でした。(くうちゃんの場合は・・・です)

 

服従の意味を込めたしつけ的には、

室内だけとは言え首輪を外した生活はあまりよろしくないのかもしれません。

例えるなら、孫悟空の頭の輪『緊箍児(きんこじ)』が外れた状態ですもんね

【箍】(読み:こ・たが)

つまり「タガが外れた状態のまま室内で暮らす」・・・・良いわけないです

 

「タガ外れ生活」で忘れてならないのが

もしも偶然に玄関から屋外へ飛び出してしまった時に首輪なしだとあまりにも危険だと言うことです。

呼び戻しが完璧でなければ、捕まえるのも一苦労ですし、

何より事故や他人への迷惑が気がかりです。(犬嫌いな人も結構いらっしゃいます)

 

そんなこんなのリスクを考慮しつつも、

当時のくうちゃんの皮膚にはやっぱり「室内タガ外れ生活」が効きました!

毎日カチッカチッと留め外しがラクなバックルタイプを使用していました!

 

 

 

 

 

次によく見かけるのが「ハーフチョークタイプ」ですね。

・金属製(鎖)のもの

・布製のもの

この2タイプがあります。

 

 

Qoo'SLABOでお作りするハーフチョークカラーは布製のものです!

 

 

 

『布』であれ『鎖』であれ

ワンちゃんがリードを引っ張ると、チョークがかかって首が絞まります。

絞まったときの不快感を利用して「引っ張ってはいけません!」を学ぶ訳ですね!

 

 

 

      「緩んでいる状態」                「絞まっている状態」

 

 

この「首絞まり」が、引っ張れば引っ張っただけどこまでも絞まってしまうのが「チョークタイプ」です。

ドッグショーなどでは定番のタイプです。

引っ張りの強いワンちゃん相手だと、使う方(人)のスキルが無いとちょっと怖い気がします・・・。

首つり状態になってしまうんではないか・・・と私なんかは思ってしまうわけです・・・。

逆に、人に「チョークタイプ」を使いこなせるスキルがあれば非常にしつけ効果は高いそうです。

 

使いこなす自信は無いけれど、しつけを兼ねたカラーが欲しい!!

そんな方にお勧めなのが「ハーフチョークタイプ」です。

絞まりが途中で止まる仕組みになっているので安心!!

 

文字通り「ハーフ」=半分  

             「チョーク」=(首を絞めて)窒息させる、むせさせる、息苦しくする、息を詰まらせる

 

文字で書くと、ハーフとは言え何やら物騒な感じがしますけどね

 

ですが、実際には窒息させるほど首が絞まることはなく「少し絞まる不快感」だと思います。

この不快感の程度はチョークの長さであらかじめ設定することが出来ます。

チョークが長いと深く絞まる感じです。

 

 

 

 

黄色矢印の巾だけ

チョークがかかります

 

Qoo'SLABOのハーフチョークカラーの場合、黄色矢印の長さは次の通りです。

 

1.5㎝巾 8㎝

2.0㎝巾 10㎝

2.5㎝巾 12㎝

 

 

 

チョークの長さについては、ご要望に応じて変更可能です!

せっかくのセミオーダーメイドですので、何なりとご要望をお寄せください!!

 

 

 

 

金属製・布製、それぞれ一長一短あると思います。

 

☆金属製(鎖)ハーフチョークカラー☆

  チョークをかけるときにジャラッ!と金属の音がします。

  この音も「不快」要素の1つとしてしつけ効果があるらしいです。

  「不快なことが起こる行動 → やめよう」

  この結びつきがインプットされることにより良い行動をへと導く作用があるんですね。

  もちろん「首絞まりの不快感」も同様の作用だと思います。

 

☆布製ハーフチョークカラー☆

  金属製のような「ジャラッ!」がない分、不快要素が少ないので

  金属製よりは優しい刺激なのかなと思いますが

  「首絞まりの不快感」は与えられるので、しつけには向いているタイプですね。

  そして、布製のメリットは被毛に優しいと言うことです。

  金属製の場合、どうしても被毛が擦れて切れてしまうことが多いです。

  その点、布製は摩擦自体がソフトですね。

  我が家の小雪さんはいつも布製ハーフチョークカラーを使用していますが

  切れ毛で困るようなことは今のところありません。

 

 

 

 

ハーフチョークカラーのサイズ選びの際には少し注意点があります。

 

サイズを選ぶ際に、まずはワンちゃんの首回り寸法を測っていただきます。

バックルタイプのカラーであれば

カラーを付けた時に、首輪抜けしない程度に心地よい感じで採寸していただけば良いのですが

ハーフチョークタイプの場合は

チョークがかかった時の寸法(少し首絞まり状態の寸法)で採寸してください。

 

 

 

 

カラーの着脱もバックルタイプとハーフチョークタイプでは違いがあります。

 

バックルタイプは樹脂製金具の開け閉めでカチッと留め外し出来ますが

ハーフチョークタイプはそのままカラーの輪っかをスポッと被るように着けます。

チョーク部分(上記の黄色矢印)が緩みとなりますので、そのまま被れます。

 

外すときには少しコツがいるかもしれません。

ワンちゃんの耳が引っかかって外しにくい場合、

無理矢理引っ張ってはずそうとすると「首つり状態」になりますので

まず片側の耳だけをカラーから外すことがポイントです。

片方の耳が抜ければ、あとは頭蓋骨に沿ってスライドさせれば比較的簡単に外せます。

 

 

 

 

 

カラーはワンちゃんのオシャレアイテムの1つであると同時に

安全にワンちゃんとの生活を楽しむためのしつけアイテムの1つでもあります。

この便利なアイテムを上手に使いこなすために

目的に応じたタイプを選ぶことが大切ですね!