犬のトレーニング方法は多彩☆正しいフセで自我抑え
2020年05月20日
正しいフセは自我抑えにつながります
飼い主の指示に従うということ
「お手」「フセ」「マテ」
飼い主は愛犬にいろんな指示を出します。
その目的は様々で、
「芸として」「必要な場面で」「トレーニングの意味合いで」
時と場合に応じていろいろなシチュエーションでいろいろな指示を出すわけですね。
目的は違えど、
指示に従うということは主従関係をはっきりさせていくことでもあります。
主従関係というとワンちゃんを下に見ているようでかわいそう・・・と思われる方もいらっしゃるかとおもいますが、「私があなたの主人なので、安心して私の指示に任せて!」という意味合いもあり、
主従関係がしっかりと確立出来ている方が、ワンちゃんは安心して穏やかに過ごせるそうです。
正しいフセの形と自我抑え
「フセ」の指示に対しては、ウロウロと勝手に動くことなく
腕立て伏せのような感じで、その場で姿勢を地面に伏せるのが正しい形です。
小雪さんをはじめとして、いろんなワンちゃんのフセを見ていると
ついついウロウロ~と数歩歩いてから伏せる場合が多いようです。
今回は、このウロウロ~を改善しよう!との練習です。
「正しいフセの形を学ぶ」ことはもちろんでですが、小雪さんの場合【自我抑え】のトレーニングとしても大切な練習です。
脚側位置だと比較的上手にフセ出来るのですが、遠隔からの指示になると一気に崩れます
「私(飼い主)のそばに近寄りたい欲求」「近くに来て安心したい欲求」などが先行して
ついついウロウロ~と歩いてしまうようです。
この欲求(自我)をぐっとこらえることが大切!
欲求に負けずに、飼い主の指示に忠実に動く練習です。
ルールを決めてゲーム感覚で
ウロウロしてはいけないことを伝えるために
「マットから前足が出たらアウト」というルールを作ってゲームしました。
「NG」を伝えるときは声を大きく大げさに!
何度も繰り返して、何故NGなのかを小雪さんに考えさせるように工夫します
まだまだ微妙ですが、小雪さんなりに何となく工夫し始めている様子をご覧ください!
たくさん考えて頭を使ったせいか、この日は夕方からぐったりと寝ておりました
疲れたようです