くうちゃんの膀胱炎血尿騒動
2020年04月29日
原因不明の膀胱炎・・・思い当たるのはストレス?!
頻尿と血尿と嘔吐
先日、くうちゃんのオシッコの色が少しおかしいなと不意に気づきました。
過去に何度か膀胱炎を経験しているので、今回もかな・・・とすぐに思いました。
手持ちの抗生剤があったので、これを飲ませて様子を見ようかな~と思っていたら
嘔吐が始まりました。
ヨロシクないな・・・と思っている間にオシッコの赤みがだんだん濃くなって、
頻尿の具合も悪化してきましたのでかかりつけの動物病院へ。
エコー検査で膀胱壁が厚くなっているのがわかり(通常1mm程度らしいですが、今回のくうちゃんは3
~4mmくらいだとのこと)、『膀胱炎ですね』と診断がおりました。
抗生剤と吐き気留めの点滴をしていただき、
抗生剤・胃薬・止血剤の飲み薬をもらって帰宅しました。
翌日には血尿も治まり、普段通りの感じに戻りましたが
飲み薬は「飲みきってくださいね」とのことでしたので、明後日まで服薬です。
膀胱炎の原因
膀胱炎にはいくつか原因が考えられます。
①感染
膀胱炎の原因として最も多いのが細菌感染です。
雌は肛門と尿道口が近いうえに尿道が短くて太いので、下痢など際に便からの細菌が膀胱に侵入して
炎症を起こしやすいです。
老化、疲労、ストレスなどで抵抗力が低下した場合には特に注意が必要です。
②尿石
細菌感染に次いで多いのが尿結晶、尿石による膀胱炎です。尿結晶が固まり大きくなったものが、
尿石と呼ばれています。泌尿器にできた結晶や結石が膀胱粘膜を傷つけることによって膀胱炎を
起こします。体質や食事内容、遺伝的素因などが関与しているようです。
③膀胱腫瘍
老犬で特に気をつけたいのが、膀胱腫瘍による膀胱炎です。膀胱に腫瘍ができる頻度はそう多くは
ないとされていますが、危険な状態を引き起こしやすい原因となりえます。
④前立腺炎
未去勢雄の老犬で気をつけたい原因のひとつです。膀胱に隣接している前立腺と呼ばれる臓器が炎症
を起こし、それが膀胱にまで広がってしまうことがあります。
今回のくうちゃんの場合、どの原因が濃厚なのか・・・
腹部エコーで「②尿石」「③膀胱腫瘍」でないことは分かっています。
もちろん「④前立腺炎」でもないです(女子なので)
じゃあ何???
思い当たるのは「ストレスによる免疫力低下」です・・・。
今までこのブログでも何度か触れてきましたが、くうちゃんは【犬恐怖症】です。
仔犬の時に近所のラブラドールに襲われたことがきっかけだと思いますが
とにかく怖がりで、特に犬には強い恐怖心を抱いているようです。
小雪さんを迎えたときにもストレス反応が激しくて本当に苦労しました。
今回膀胱炎を発症する数日前にトリミングのために美容院で半日過ごしていました。
お世話になっているトリマーさんは、くうちゃんが仔犬の頃から可愛がってくださっている方で
くうちゃんもそのトリマーさんのことは好きなんです。
ただ、トリミングサロンですので他のワンちゃんも当然複数頭来ています。
その恐怖心が原因となったんじゃないかと思うのです・・・。
思い返せば、前回「膀胱炎+嘔吐」を生じたときもトリミングの直後だったような・・・
嘔吐は、膀胱炎からきたものというよりは、ストレス起因のものみたいです
本人の意図した反応では無いにしろ、ちょっとメンタル弱すぎでしょ・・・
そして「老化による免疫力低下」もあるのかな!?と思います。
今回のトリミングサロンにしても、若い頃から定期的にお世話になってきましたが
このようなトラブルが起きはじめたのは本当に最近です。
若い頃は【犬恐怖症】を超える免疫力があったのかもしれません。
いやいやいやいや・・・・
今後トリミングどうするんや?????