引っ張らずに歩いてくれる方法を考える
2019年11月28日
格好良くお散歩に出かけるなら
やっぱり脚側歩行ですよね!
しつけの初歩の課題でもありますが
これがなかなか難しいのです
飼い主とワンちゃんとの主導権のありかたや指示の出し方も大切ですが
やはりワンちゃん自身の自制心と言いますか、
自我のコントロールの出来具合が顕著に表れます。
我が家で言うと目下の問題児は「小雪さん」です・・・。
来月で2歳になる「イケイケ期」ということもあり、
お散歩の道中で目にする色々なものが非常に気になります。
犬・猫・虫・人
以前は車や自転車にもすれ違いざまに飛びついていました。
その都度ぐいぐい引っ張る訳です・・・。
26kgの元気ッコが思い切り引っ張ると、私は負けそうになります。
もちろん危険です。
そしてとっても疲れるんです・・・。
なんとか楽にお散歩に行けないものかとしつけ教室の先生ともご相談して
まず取り入れたのは「ジェントルリーダー」という便利グッズでした。
一見「口輪」のように見えますが、実際には口は自由に動かせます。
ご飯やおやつも食べれます!
これはヘッドコントロールする便利グッズなんです!
頭の位置(向き)がコントロールされてしまうので、
不用意にあらぬ方向に向かって引っ張ることは出来なくなります。
実はこれ、くうちゃんが幼い頃に使用していた物を小雪さんにお下がりで使わせました。
これ、ちょっと見栄えがよろしくないので
出会った人に「この犬噛むの?」と言われることもあります。
その都度「これは上手にお散歩する便利グッズで・・・」と面倒な説明が必要だという
デメリットもありますが・・・。
引っ張りには非常に効果的です!
ヘッドコントロールされるので引っ張りたくても引っ張れないんです。
これを考えた人は天才だと思いますね!
くうちゃんがジェントルを使用していた頃は
特に嫌がることもなく、素直に受け入れてお利口にお散歩していました。
ところが・・・小雪さんの場合、
「なんやねん!!こんなもん!何とかして外したるわ!!」
と非常に抵抗感が強いんです。
前足でなんとか外そうと、もがくように抵抗します。
歩きながらもがくのでスムーズに歩けず、余計にストレスに・・・。
根気よく、褒めながら、慣れるのを待つ作戦で取り組みましたが
結局、私の根負けに終わりました。
ジェントルが駄目なら・・・
と先生が教えて下さったのは「片胴輪」です。
一般的な胴輪(ハーネス)とは違って。リードをたすき掛けのようにかけます。
ただそれだけなんですが、これも非常に効果的でした!!
☆☆☆ 片胴輪 ☆☆☆
④背中からまわってきたリードを
リードナスカン付近に引っかける
胴に回ったリードが
引っ張れば引っ張るだけ絞まり
片方の前足(写真の場合左前足)が
ぴょこっと上がる
小雪さんが引っ張ると、片方の前足がピン!と上がる仕組みになっているので
引っ張る→前足ピン!
引っ張る→前足ピン!
結局歩けないんですよね。
本人も「何これ??」といった顔をして引っ張るのをやめました。
何事も「馴れ」が生じるので、
小雪さん自身がスキルアップしないことには根本的な解決はないのですが
当面の毎日の散歩は比較的楽になりました。
ワンちゃんの引っ張りでお困りの方は
「片胴輪」試してみてはいかがでしょうか?
Qoo'SLABOでお作りしているリードは
1.5㎝巾 2.0㎝巾 は120cm 、 2.5㎝巾 は100cm
日頃小雪さんに使用しているのは2.5㎝巾のリードなので本来は100cmなのですが
片胴輪として使用するには100cmでは少し短いので、
上の写真は120㎝のリードを使用してちょうど良い感じです!
ワンちゃんのサイズや使用方法等に応じた対応が出来るのも
オーダーメイド(セミオーダー)の利点です。
「こんな風にしてほしい!」といったご要望があれば
可能な範囲ではありますがご希望に添えればと思います。
是非お問い合わせください!