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【再び!】くうちゃんの第2回イボ取り大作戦 ~ 糸で乳頭腫をやっつけました

イボ再来~第2回糸でイボ取り

(注)閲覧注意のグロテスク画像あります。

 

 

イボ再び

前回イボ(乳頭腫)取りをしたのは今年の6月のこと。

 

大将がリーダーとなって、糸で縛って上手くイボを退治しました!

その時の様子↓

くうちゃんのイボ取り大作戦 ~ 糸で乳頭腫をやっつけました!

 

 

 

 

イボが乳頭腫という良性のものであることが検査で分かったいましたので

取れればOKということでチャレンジして大成功をおさめたわけです!

 

 

 

 

 

 

 

あれから約半年・・・

なんと!知らないうちにあのイボが復活していたんです

 

 

しかも一回り・・・いや二回りも大きくなって!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楕円形のデコボコとしたキノコ雲みたいな形で、くうちゃんの口角内側にドン!とくっついています。

 

その大きさ約3.5㎝

 

前回よりも大きく、根元(キノコの軸の部分)も太いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

イボの根っこがあると再発するよ、とは聞いていました。

とは言え、たった半年でバージョンアップして帰ってくるなんて

早すぎるやろ・・・

 

 

 

いやいやいや・・・

本当に油断していました・・・

全くのノーマークでした・・・

 

 

 

 

後悔していても仕方が無いので、

「またやるか エイエイオーー!」

家族一丸となって再びイボ取りにチャレンジすることにしました。

 

 

 

第1回目 糸縛り

前回(6月)は太めのミシン糸で縛ったのですが、いくら太めとは言え所詮ミシン糸なので細いです。

その細い糸が食い込むことで余計な痛みを起こしていたので

今回は毛糸で縛ることにしました。(上の写真)

 

余計な痛みを避けて、血流の遮断だけを狙っていきます!

 

 

今回もリーダーは大将

助手が私

応援団がチビ助と小雪さん

 

このチームで、患者様くうちゃんの治療にあたります。

 

 

 

くうちゃんは前回の経験があるので、すぐに状況を察したようでした。

「患者様診察室へどうぞ!」と声がかかると

がっくりと肩を落としてトボトボと入室・・・(そんなイメージ 笑)

 

 

「くうちゃん!イボ取るよ!頑張るよ!!」

と声をかけながら私がくうちゃんを保定し、大将が一気にイボに糸をかけました。

 

 

くうちゃんは従順なので、強く拒否したり暴れたりするタイプではありません。

前回(6月)もそうでしたが、今回も比較的スムーズに施術出来ました

 

我がコながらホントに良く出来たコです

 

 

 

 

 

微出血と悪臭との闘い

今回使用した糸は、上述の通り毛糸です。

縛ること自体では特に痛みは伴わなかったと思います。

 

ですが、やはり違和感は生じるようで、やたらとイボを気にし始め、

あげくには口をモゾモゾ動かして、イボを噛み始め、あっという間に出血が始ってしまいました

 

イボが大きく出っ張っている分、噛みやすいような感じ・・・。

まるでジャーキーをモグモグしてるような・・・

 

 

イボを根こそぎ噛み切ってしまえば、今回の作戦は速効で終われるのか?

出血は大丈夫なのか?

自分で自分のイボを食べる行為ってどうなんだ?

 

一瞬迷いましたけど

「くうちゃん!ダメ!!NO!!!!

強く指示を与え、やめさせました。

 

 

噛んでしまった傷口が痛かったのか、私の鬼の形相が怖かったのかは分かりませんが

意外とすんなり「イボジャーキー」を諦めて、しょぼんとしておりました。

 

 

出血量は少なくてジワジワ出ている程度でしたが、綺麗に止まることはなく

作戦が終了する時まで出血はずっと続きました。

 

 

 

 

 

【糸でイボ退治作戦】を行うに当たっての問題は「出血による汚れ」と「悪臭」です。

 

前回(6月)は、出血は作戦終盤になってから気になり始めましたが、

今回は「イボジャーキー問題」が生じたために、作戦開始と同時に出血が始まりました。

 

出血量としては心配するほどのことではないのですが、唾液に混じって流れ出てくるんです。

ダラーーーーっと

 

それが部屋のあちこちに付着したり、小雪さんの身体についたり・・・。

 

可愛いくうちゃんの血液とは言え、何となく汚いです

 

 

 

 

そして一番私たちを悩ませるのが「悪臭」です。

 

血液の臭いと、腐敗臭です。

 

糸で縛られたイボの血液が遮断され、イボが腐ってくるわけですね。

いわゆる「壊死」です。

 

それが血液唾液と混じって、恐ろしいほどの悪臭を発します・・・。

 

くうちゃんの口臭が臭いのはもちろんですが、本当に家の全体が臭くなります

 

私とくうちゃんは同じ布団で寝ているのですが、あまりの臭さに熟睡出来なくなるので

マスク着用で寝ていました

 

 

 

 

 

どんどん糸縛り

 

作戦の前半戦は3日に1回くらいのペースで糸を縛りました。

 

 

 

毎回古い糸を外して、新しい糸をかけるのが正しい方法なのかもしれませんが、くうちゃんの痛みや我慢を最小限にしてあげたくて、短時間で施術できるように、糸を残したままその上からどんどん糸をかけていきました。

 

 

 

← 第3回目の糸がかかった状態です。

  イボの表面が少し白っぽくなってきています。

 

作戦開始から1週間くらい経過した頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

経過難航

前回(6月)の「イボ取り作戦」は約2週間で勝利したのですが、

今回は非常に難航しました。

 

イボが大きくなっていたせいか、イボの軸の部分も太くて、なかなか終わりが見えませんでした。

 

その間、出血と悪臭は悪化するばかり・・・。

 

悪臭の悩みと、「くうちゃんが可愛そう」の気持ち的にも

家族全員気分が滅入りそうな感じでした・・・。

 

 

救いはくうちゃんがいつも通り元気だったことです!

食欲が落ちることもなく、普段通りお散歩にも出かけ、小雪さんとじゃれ合い。

 

ただ、水を飲む量が非常に増えました。

口の中が気持ち悪かったのかなと思います。うがいをしている感じかな?!

 

 

 

 

作戦後半 ~ 糸縛りペースアップ

そんな経過の中で、作戦が終了する予定の2週間が過ぎました。

 

イボはまだ健在・・・。

くうちゃんの口腔内環境は悪化するばかり・・・。

 

 

いくら普段通り元気だとは言え、口腔内にあれだけの悪臭を放つ雑菌がある状態で2週間・・・。

絶対に良いわけがありません。

とっとと作戦を完了せねば・・・。

 

 

2週間目が過ぎてからは、糸縛りを2日ないし毎日にペースアップして挑みました。

 

この頃になると、イボが糸(毛糸)でグルグル巻きになってしまっていたので

なかなか根元に上手く食い込ませることが難しくなってきました。

ですので、一度古い糸を全て外しました。

 

イボを切らないように、慎重に慎重に・・・。

ハサミで少しずつ切って、一本ずつ。

 

 

 

 

 

古い糸(毛糸)を外した時の写真です。

 

イボの色がドス黒い感じになってきています。

 

 

 

 

 

 

そして、イボは小さくなってきています。

この作戦では、イボが大きいままボロッと取れるわけではなく、

血液が遮断されて壊死した部分から腐り落ちて(溶け落ちて)、徐々に小さくなっていく経過をたどるので

イボが小さくなってきているのは非常に良い感じです!

 

 

 

 

 

 

古い糸を外して、新たに糸をグイッとかけると、出血量が少し増えました。

 

ですが、もう前に進むしか道はないので、

少し痛がるくうちゃんに我慢してもらいながら、キツく糸をかけていきました。

 

 

 

 

 

雑菌対策~イソジンとマヌカハニー

部屋中臭くなるほどの口の中

 

臭いよりも心配なのは化膿してこないかということ・・・。

 

前回(6月)は抗生剤入りの軟膏を塗布しましたが、

今回は「イソジン」と「マヌカハニー」を試してみました。

 

 

 

 

作戦の前半に使用したのが「イソジン」です。

 

ヒトがうがいする濃度に希釈した物をスプレー瓶に用意し

一日数回イボに直接シュッシュとかけました。

 

もともとうがい用なので、多少飲み込んでしまっても害はないと思いますが

くうちゃんはシュッシュした分を全て飲み込む訳なので、

大丈夫なのかな・・・と気になりつつシュッシュしました。

 

効果は定かではないですが、

あれだけの悪臭を放ちながら化膿しなかったので、効果ありと判定出来るのかな。

口臭の改善はなかったです。

 

 

 

 

 

作戦の後半に導入したのが「マヌカハニー」です。

イソジンをベロベロゴックンと毎回飲み込むのが気になって、マヌカハニーに切り替えました。

 

 

「マヌカハニー」という蜂蜜をご存じですか?

 

ニュージーランドだけに自生しているフトモモ科に属する常緑低木、マヌカの木(Manuka:マオリ語、学名:Leptospermum scoparium)から採取された、高い殺菌力を持つ特殊な蜂蜜なんです。

 

「マヌカハニー」については、後日詳しく取り上げます

 

 

 

 

我が家は「マヌカハニー」を常備していて、その効果はヒトが身をもって実感していますので

当然くうちゃんにも有効だろうと思い導入しました。

 

蜂蜜は「チョコレートやタマネギのような犬にとっての禁忌品目」にもなっていないようなので

安心です。

 

 

マヌカハニーを大きめのスプーンに少し取って広げ、それをペロペロと舐めさせました。

一気に飲み込んでしまわないように、なるべく口の中で広がるように、

少し舐めては休憩少し舐めては休憩しながら、ペロペロペロペロ

 

本当はイボに直接つけた方が殺菌力は高いのでしょうけど

イボに直接つけると、「甘いイボジャーキー」を囓って食べようとしてしまいそうなので

ペロペロ方式にしました。

 

 

効果は、イソジン同様定かではありませんが、最後まで化膿はしませんでした。

そして、イソジンの時よりも口臭が減りました。(口臭ゼロではありませんけど・・・)

 

いいね「マヌカハニー」

 

 

 

 

 

 

作戦成功

 

 

 

 

 

すったもんだで約3週間

やっと!やっと!

巨大イボが取れました

 

 

 

 

 

 

 

 

はあ・・・・・

長かったです。

くうちゃんも私たち家族も、辛い3週間でした。

 

 

写真の白っぽく楕円の部分にイボがついていました。

正しくは「イボの軸部分」ですね。

 

楕円部分に接しているのが大将の人差し指です。

比較してもらえば、イボがどれだけ大きかったか分かると思います。

軸部分が大人男性の人差し指と同じくらいで、

その軸の先にキノコ雲のようにデカいイボの頭がありました。

 

 

 

今回のイボ取り作戦には3週間を要しました。

前回の2週間と比べれば1.5倍。

長かったです・・・

 

イボ自体も前回より大きかったですからね

 

イボの軸が太くなればなるほど退治には時間がかかるということです。

(そりゃ当然ですね)

 

 

何事も早め早めのケアが重要です!

(反省

 

 

また半年後には【三度イボ再来】となるのでしょうか・・・

もう勘弁して欲しいです

 

 

 

 

くうちゃんお疲れ様でした