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小雪さんのトレーニングを脳機能と照らしてド素人が考えてみる

今日のお話は、表題の通りあくまでもド素人の私が

過去に学んだ極ささやかな知識とともに、本を読んだりネットで調べたりして

勝って気ままに考えた内容です。

的を得ているのかどうなのか・・・分かりません (無責任 笑)

是非、かるーーい気持ちでお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看板犬2号の小雪さんです

2歳になったばかりのイケイケ期の若手です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体が小柄なせいもあってか、

くうちゃんの若かりし日と比べると、走ったり跳んだり、身体能力が高い気がします。

芸事の覚えも非常に早いので、頭も良いのだと思います

(この辺は多分に親バカ加算あり?! 笑)

 

 

 

ですが、なにぶん感情コントロールと言いますか、自我抑えが非常に苦手なんです

 

「頭で考える」課題と「心で耐える」課題の違いとでも言うのでしょうか。

小雪さんは「頭で考える」は得意ですが、「心で耐える」が苦手なんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと話は逸れますが・・・・

 

 

私たちの頭の中にある「脳」には

いろいろな部位があることはご存じだと思いますが

それぞれの部位について詳しく聞いたことはありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、脳を外側から見ると

   ●大脳  ・新皮質 身体を動かす

             考える・判断する・記憶

             話す・聞く・見る

             感じる(熱い 冷たい 痛い など)

        ・辺縁系 情動(喜怒哀楽)

             本能(食欲 性欲 睡眠 意欲 など)

        ・基底核 姿勢や筋肉の動きの調整

 

   ●小脳  運動の強さや力の入れ具合、バランスなどを調節する

 

   ●脳幹  意識・呼吸・循環を調節するなど生命維持に関与する大きな役割

 

 

ざっくりとこのように分かれています。

それぞれの部位にそれぞれの機能が備わっていて、役割分担しているわけですね。

 

 

 

 

 

犬の脳も構造的には人間と同じです。(大きさや微妙な形は異なります)

そして、脳の使い方(メカニズム)もどうやら人間と犬とは似ているそうです。

なので犬は、人の言葉を理解したり、感情を読んで寄り添ったり出来るのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、小雪さんの話に戻します。

 

始めに書いたように、小雪さんは感情コントロールが苦手です。

と同時に、怖がり・警戒心も強いように思います。

ですので

 

犬・人に出会う → ワン!!ワン!!ワン!! 

         (「遊ぼう」の場合と「警戒」の場合がある。「警戒」の割合の方が多い)

遊びたい → 飛びつく

 

となります。

 

 

 

 

 

 

脳の役割分担に照らしてみると、

小雪さんの場合、情動を司っている「大脳辺縁系」の使い方(コントロール)が下手なのかなと思います

(これは素人の勝手な考えです 笑)

 

  

 

 

 

「犬なら吠えて当然。普通の反応なのでは?」と感じる方もいらっしゃると思います。

むやみやたらに吠える訳ではなく、小雪さんなりに「吠える理由」が明確ですから

吠えて当然といえば当然なのですが・・・・。

 

 

 

私は、公園やイベントやその他色々なところに小雪をさんを連れて一緒に行きたいんです。

色々な人やワンちゃんとも気軽に触れ合えるようにしたいんです。

大型犬の小雪さんを・・です。

 

アンチワンコの方は当然ですが、

ワンコ好きの方でも、大きなイケイケのデカ犬(小雪)が「(唸って)吠えて飛びつく」なんて

やっぱり怖いと思うんです・・・。

 

もし小型犬を連れている方だったら、そのワンちゃんを怖がらせたり

最悪の場合には喧嘩になったり・・・。

喧嘩になれば身体がデカイだけで小雪さんが勝ってしまうと思います。

 

 

こんなことを想像すると、お散歩は人気の少ない場所になってくるんですよね。

 

イベントに連れて行った場合、このような事にもなります↓

 

 

 

 

 

 

 

再び脳の話に逸れますが・・・

 

   【脳の使い方で苦手が克服できる】という説があります。

 

   人は(おそらくワンコも)無意識に「快」へと向かいます。

   つまり、「苦手なこと」というのは避けがちなんですよね。

 

 

 

 

  あなたの苦手なことは何ですか?

     人前で話す

     細かい作業に集中する

     想像で絵を描く

     本を読む

     運動をする

 

 

 

 

何が苦手かは人それぞれワンコそれぞれですが、誰しも苦手をついつい避けてしまいます。

そうすると、得意なことに対応する脳はどんどん活性化し、苦手なことに対応する脳はあまり活性化しません。つまり、アンバランスな脳になっていくということです。

アンバランスはよろしくありません。

 

 

この説が正しいとするなら、

小雪さんを連れてついつい人気の無いところへお散歩に行って、興奮場面での対処の経験値が乏しい状態というのは、いわゆる「アンバランス脳」を作っているのでしょうか・・・?!

・・・たぶんそうですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

しつけ教室でいつも先生がおっしゃるのは

 

「正しく関われば、時間はかかっても犬は必ず変わります。

                あとは飼い主の根気の問題」

 

 

 

私自身のスキル(関わり方)と根気があれば、小雪さんは変われる!!

信じます! やります! 変えてやろうじゃありませんか!

と言うことで、週1回の教室に通って、小雪さんも私もトレーニングを続けています。

もちろん、教室で教えていただいたことを日常にも取り入れて実践できるように

日々頑張っているわけです。

 

改めて考えると、いつも先生から指導されることは

【自我抑え】

これに尽きます。

小雪さん自身が自分の感情をコントロールする力を身につけることが大切だと!

 

 

 

 

 

 

苦手な事を避けて限られた範囲内で平穏に過ごすのか

苦手なことにチャレンジして、苦手脳を活性化していくのか

 

もちろん平穏が楽で安心・安全なのですが・・・

 

信じます! やります! 変えてやろうじゃありませんか!

 

 

 

 

 

当面の課題は

「興奮して吠えてしまいそうな時、その気持ちをどうやってやり過ごすのか」 → 小雪さん

「気になっても(刺激を)無視できる気持ち」→ 小雪さん

「指示を出すタイミング・小雪さんが落ち着ける接し方」 → 私

「安全エリア外へ足を踏み出す勇気」 → 私

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年後の私と小雪さんに乞うご期待

(・・・いや・・・3年後 笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★★★追記★★★

今日、このようなややこしいお話を書くことで

私の脳バランスは少し良い方向へ傾いたことでしょう!!

・・・・とっても疲れました。